SAIでアナログ風のペン設定

24110704_p0.jpg



今回はSAIでもアナログのような描き心地を表現できるという
片桐ちさとさんのユニークなペン設定をご紹介します。



●このペン設定の主なメリット

 ・解像度が高いキャンバスにも軽い筆圧で強い線が描けるようになる
 ・線の強弱が付けやすい
 ・アンチエイリアス(境界のぼかし)がないので、コミックなどの
  高解像度の印刷物向き
 ・ペンではなくレイヤー設定のニ値化なので、専用のツールを作る必要が無く
  消しゴムツールなどもそのまま使うことができる



●ポイント

 ・ニ値化については、ニ値化ペンをベースにするのではなく
  合成モードをニ値化にしたレイヤーに対して、設定したペンなどで
  描画する。描画後は通常レイヤーと統合することで、Photoshopなど
  でも変わらずに表示できる。


●ペン設定
 ベースは鉛筆ツール

 ○最小サイズ

  10~18%にすることで筆圧が弱くても
  線がかすれないようになる

  24110704_p7.jpg


 ○にじみ&ノイズ

  強さを50か100にして適度なノイズを出す
  例では100

  24110704_p8.jpg


○テクスチャ

  ・画用紙、キャンバスに設定し、強さを70前後にして
   質感を出す。例ではキャンバスの74

  ・テクスチャなしだとスクールペンのような硬い線になる

  24110704_p9.jpg


 ○輪郭の硬さ

  ・数値変更で境界のぼけ具合を調節
   例では100

  ・数値が低いとぼけが強くなるので木や石などの背景向き

  24110704_p10.jpg


 ○筆圧

  ・自分の筆圧によって筆圧と線の強弱を調節。
   例では134

  24110704_p11.jpg


いつも使っている鉛筆ツールでも、設定を変えるだけで
全く違った描き味を出すことができます。

指示通りに設定を変えるだけでなく、一つひとつの設定項目の意味をとらえ
自分なりのペン設定を見つけていくのもおもしろいでしょう。
関連記事

この記事へのコメント:

管理人のみ通知 :

トラックバック: