手の位置を決めてから腕を描く方法

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腕を描く際、つい肩→腕→手と順に描いてしまいがちですが
思い通りの位置に手を描くのって意外と苦労しますよね。

軽くアタリをとってから描いたとしても、後々違和感が出やすく、結局
長い時間をかけて修正することになったりと、腕は悩みの多い部位のひとつです。

今回はその解決策の一つとして、手の位置を決めてしまってから肩と腕を描く
という方法をご紹介します。この方法を解説しているのは、
秋雨ルウさんのpixiv講座『人体の「はじめに」』です。



(以下手順、要点まとめ)



肩、肘、腕のポイント
 事前知識。肩と肘、腕を描く際の留意点など

 ◯肩の位置は肘の位置で変わる
  肘の位置に連動して上、中、下と肩の位置が変わる
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  例えば肘が上にある場合、肩も一緒に上がるので下図のようになる
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 ◯上腕は円柱になる
  腕の構成は下図の3パーツに分かれる。
  上腕はほぼ円柱として描いてOK
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 ◯肘までの長さは把握しておく
  肘は形よりも上腕の長さの目安として可動範囲を覚えておくとよい。
  目安は下図の通り。肩がどう動いているかにも注意しておく
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 ◯前腕は瓶形
  前腕は円柱ではなく、瓶のような形になる。
  また、断面は真円ではなく、つぶれた円のようになっている
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 ◯腕は向きによって見え方が大きく変わる
  断面がつぶれた円形のため、手のひらの状態などによって
  腕の向きが変わると太さや形に下図のような変化が出る
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基本的な手順
 手の位置から腕を描いていく基本的な手順

 1.手の位置を決める
  手を置きたい場所に丸を描く
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 2.肩から腕を線で捉える
  まずは上腕・肘・手の位置関係を意識して、腕の軌道を線で描いてみる
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 3.肘の位置に丸を描く
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 4.肩を描く
  肘の位置によって、上・中・下のどの辺に肩がくるかに注意
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 5.上腕を描く
  上腕は円柱形なので、そのままラインに沿って描く
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 6.前腕を描く
  手のひらの状態から腕の見え方をイメージして、適切な形を描き込む
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 7.手を描いて完成
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パターンその2
 手が少し正面に傾いている場合
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 1.肩を描くまでは同様

 2.手を大きくする
  傾いている度合いにより、手を大きめに調節する
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 3.手から肩までのアウトラインを引く
  この線を引くことで、どの程度傾いているかのパースが
  視覚的に分かりやすくなる
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 4.手首を描く
  手首の太さのアタリをとる
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 5.手首と肘をたよりに前腕を描く
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 6.上腕を描く
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 7.手を描いて完成
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パターンその3
 手を正面側に突き出している場合

 1.肩を描くまで同様
  下図のようになるが、パースがかかっているので
  肩・肘・手位置関係に注意する。この例では肩が内側に入っている
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 2.手を大きくする
  正面に近いのでそれなりに大きくする
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 3.手首、前腕を描く
  手から肩までのアウトラインを引き、手首、前腕の順に描いていく
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 4.上腕と手を描いて完成
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他も同様
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「肩の位置が変わる感覚」や「パースのついた腕を描く感覚」は
腕を描く際の大きな壁の一つですが、覚えてからはとても動かしやすくなります。

思い通りに腕が描けない人は、この方法で「肘と肩の位置」、
「パースによって手を大きく(小さく)する」という2点をよく意識して
練習してみるとよいでしょう。

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2012.05.21