【作画を助ける!】ベタの上手な使い方

00_20120807155507.jpg


漫画など、白黒の絵では黒で塗りつぶす「ベタ」
という手法がよく使われます。

コントラストがはっきりするため、グレーで塗るよりも
かえってベタにした方が良いということがたびたびありますが

黒で塗りつぶすのには、ある程度の慣れと思い切りが必要なので
使うべきかの判断につい迷ってしまう部分でもあります。

今回はそういったベタの有効な使い方が紹介されている
イヅルさんの講座「作風に合わせたタッチ」をご紹介します。




(以下簡易まとめ



1.陰影をデフォルメしてみる
01_20120807161414.jpg
 グレーやグラデーションの影を
 強調し、ベタで表現することで
 スタイリッシュな印象を与えることができる


2.ベタで線画に質感を出す
 02_20120807161434.jpg
 物質の接地面から線を引き
 離れるに従って線を薄くする方法で
 主に背景の線画を描く際などに有効

 ディテールをつくる線と
 質感を表す線の使い分けをすると
 画面にメリハリが生まれる


3.段差や凹凸をベタで描く
03_20120807161448.jpg
 遠くに行くに従って影を薄く
 ややぼやけた印象にすることで
 遠近感を表現できる


4.重なる場所は工夫をする
04_20120807161501.jpg
 ちょっとした凹凸はベタで黒くすると
 凹んでいるように見える


5.時には塗りつぶしも有効
05_20120807161514.jpg
 ベタが重なってつぶれてしまったシルエットなどには

 白い線をいれたり、グラデーションを付けて
 前後の違いを演出する

 白く縁取る場合は、奥ではなく
 手前の物体を縁取るようにすると自然


6.大小、濃淡による遠近
06_20120807161527.jpg
 ベタの縁取りが細かすぎると
 かえって見づらくなる場合があるため

 細かい部分は小さなディテールにこだわるよりも
 全体感を重視して縁取らずに塗りつぶすと良い


ベタは、少し勇気が必要ですが
「メリハリを効かせた気持ちのいい塗り」にできる
とても有効な手段です。

こういった上手な使い方や、例を押さえることで
「思い切ってここはベタにしてみよう」という感覚も
徐々に補っていくとよいでしょう。


関連記事

この記事へのコメント:

管理人のみ通知 :

トラックバック: